先日、アートセラピーの個人セッションの機会をいただいた。
クライアントは、石仲間でアメリカ在住のめぐちゃん。
彼女とは石やアロマを使ってヒーリングをする師の生徒同士。住まいが離れていることもあってzoomの画面越しにしか話たことはなかった。それでも、彼女は私の遠隔レイキのセッションを2回ほど受けてくれたこともありいつか直に会いたいと願っていた一人。
その対面が、去年アメリカのセドナで師が主催した石のリトリートに参加したことで実現。
このリトリートは色々な意味でとても意味深いもので、私に覚悟を決めさせる内容のものであるがsの話はここでは割愛する。
そのめぐちゃんが、以前から私のアートセラピーを受けて見たかったのだそう。彼女のちょうど人生の岐路に立つタイミングに私のセラピーを受けてくれた。
私のアートセラピーは、トランスパーソナル心理学がベースになっている。クライアントの話や態度から、顕在意識、潜在意識(と時に無意識)が織りなす心模様の存在をクライアント自身が五感を使って気づき、その存在を認め、クライアントの中で癒しが起こり、次への歩を進めるきっかけにもなる。
私のアートセラピーはとにかくクライアント主体ですすんでいく。
私がクライアントの状況に「診断」したり「評価」したり「アドバイス」をするのではない。
クライアントが自身の深いところを探究して、見つけて、受けとめて、共生したり不要なものは放してゆく。
自由アートによる表現はそのための手段。

いかに上手に描くかが重要ではない。
クライアントがアートによる自己表現にどのくらい委ねられるか。
信頼がとても大切になる。「場」への信頼、「セラピスト」への信頼、
そしてどのくらい自分へ開いていけるか。
それを可能にするために、クライアントと伴走をしたり時に案内役になる。それが私の役割だと思っている。
後日、感想をいただきました。それについてこちらに書かせていただいています。
どのクライアント・セッションにおいても、2つとて同じ展開がないのは言うまでもない。お一人お一人がそれぞれの人生の旅を一所懸命歩んでいて、その中で様々な苦悩や困難にぶつかる。倒れてもまた立ち上がって歩いて行こうと思うのは、その方自身の深いところでは答えを知っているからだと思っている。歩みを進める先にあるものもきっとわかっている。クライアントが真摯に、その時向き合っている事柄への答えを求めて探究を止めない姿勢に、毎回打たれるものを感じ、2つとないその方の内側の美しさを見せていただく。
クライアントを通して私も学ばせていただいています。
めぐちゃん、私を信頼してくれてありがとう。
皆さまの内にある本来のヒカリを見つけたり、想い出すお手伝いをこれからもしてまいります。
Spirit & Light


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